注文だしたのにFXが全然約定しない…スリッページって何?意味は?

  • 2020年7月27日
  • 2020年9月15日
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FX初心者のぶたくん
100円で買い注文だしてたのに、101円で約定したんだけど…
FX初心者のぶたくん
注文と違う内容で約定で損した…なんで…?

 

こんな人向けの記事。

 

上記のように自分がここで買いたい、あるいは売りたいと注文を出してもその通りに取引が成立しないことがあります。

 

これはスリッページと呼ばれる現象で、ふっつーに起きます。

 

今日はちょっとこのスリッページについてお話ししていきたいと思います。

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スリッページとは

スリッページとは、

 

スリップ = 滑る

 

という言葉の意味通り、注文が滑ってしまう=ずれてしまうことを指します。

 

冒頭のぶたくんが100円で注文だしたのに…と言っていたやつですね。

 

そう、100円で注文だしたのに100.1円で約定したり、101円で約定してしまうことです。

 

こうなるとどうなると思います?

 

そう、困ります(笑)

 

利益が減ってしまったり、損失が大きくなってしまったりします。

 

では、なぜスリッページは起きてしまうのでしょうか。

 

スリッページの原因

スリッページの原因は大幅なボラティリティの拡大にあります。

 

FX初心者のぶたくん
ボラティリティってなんやねん!

 

って話ですが、要するに値動きがすごく大きくなっている状態です。

 

で、これまた

 

FX初心者のぶたくん
値動きが大きくなるってどゆこと?

 

って話なんですが、例えば災害が起きた時とか、国レベルでクーデターとか大変なことが起きた、あるいはリーマンショックの時のように世界でも名前が知られているような大きな企業が倒産してしまった時などの緊急事態的なときに起きます。

 

こういう時は経済に大きなダメージがありますから、その国の通貨自体の信用にもひびが入ります。

 

大きな災害が起きて工場が軒並み稼働しなくなったとか、リーマンショックのように何百兆円単位のお金を持っている企業が倒産する時などは経済的影響がものすごく、短期的にも長期的にも相場が大きく変動します。

 

例えばリーマンショックの時はドル円の為替は40%の変動を見せました。

 

リーマンショック前は1ドル120円台だったものが、リーマンショック後は1ドル80円までになってしまったのです。

 

これは

 

リーマンショックによってアメリカの経済が大きなダメージを受ける → アメリカが経済力が低下する → アメリカが発行しているドルに信用がなくなる

 

という図式が予想されたため、世界でも信用が高い日本の円にお金が集中したために起こりました。

 

このような時は注文が一方に集中します。

 

ドル円でいえば円の買い注文が殺到するのです。

 

みんながドルを売りたがり、みんなが円を買いたがっている状況。

 

この時、あなたはドルを買っていて、自動で100円になったら売り注文を出してポジションを解消するようにしていたとします。

 

ただ、こういった場合はいくらあなたがドルを100円で売りたいと思っても、他にももっと売りたい人がたくさんいて、相場はあっという間に100円を通すぎて99円とか98円になってしまいます。

 

注文がどんどんと押し寄せ、次々に約定していきます。

 

そうなると相場はとてつもない速さで変動していきます。

 

この時のポイントはあなたは【ドルが100円になったら売る=100円で約定する】と思っているところ。

 

こういった損切などで使われる注文は成り行き注文なので、固定の値段では注文が出されていません。

 

あなたは100円で売れると思って注文を出していますが、正確には【100円になったら成り行き注文を出す】となっています。

 

なので下がり続けている相場では100円をはるかに超えて下がり続けるのでシステムが売り注文を出した時には実際の相場は99円になってしまっていたりします。

 

そうすると注文と実際の相場はずれてしまい、結果として99円で売れてしまうことになります。

 

これがスリッページという現象ですね。

 

要約すると注文のスピードが相場の変動のスピードに負けているために起こると考えてOKです。

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スリッページ回避の方法

スリッページを回避するにはどうすればいいのか?

 

答えはいくつかありますが、

 

  • スリッページが出る注文をそもそもしない
  • スリッページの許容幅を設定する

 

この2つを覚えればOKです。

スリッページが発生する注文をそもそもしない

スリッページは100%起きるわけではありません。

 

スリッページが起きるのは成り行き注文だけです。

 

成り行き注文は平たく言えば

 

FX初心者のぶたくん
いくらでもいいから取り合えず買ってほしい(売ってほしい)!!

 

という注文です。

 

なので値段は気にしません。

 

ここがポイントです。

 

値段は気にしないのですから、どんなに値段が変動しても約定するならなんでもOKなのでいざ約定してしまってみるととんでもないような額になっていることがあるわけですね。

 

なので、そもそも損切に合うほどポジションを持たないなどの安全策をしっかりと講じることが大切になってくるわけです。

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スリッページの許容幅を設定する

ただ、そういってもなる時はなるものです。

 

そんな時にスリッページの許容幅の設定をしておくとまだましになります。

 

100円からのスリッページ幅を1円にしておくと99円~101円までなら約定しますが、それ以上になると約定しないようにするということが出来ます。

 

これならまだ安心できるのではないかと思います。

 

スリッページで退場してしまうほどポジションはとらないように

という感じなのですが、一番覚えておいて欲しいのはそんな危ない状況に陥るようなトレードはしないことです。

 

勝負をするなというわけではありません。

 

トレードをしないと儲けが出ないので、勝負はします。

 

ただ、無謀と勇敢は違うということ。

 

無理やりに一獲千金を狙ったり、一発逆転を狙うような真似は計算していてもなかなかできません。

 

ましてや何となくの運任せでは死亡確定です。

 

まだ宝くじをちまちま買う方がいいんじゃないかとさえ思えるほど。

 

なのでスリッページを起こさないためには無理なポジションを取らない、危機管理が何よりも大切になってくるということですね。

 

まとめ

まとめ

成り行き注文は計算して行えば結構便利なものです。

 

好きなタイミングでポジションを取ったり、解消したりできるわけですからね。

 

ただ、そこまで急ぐ必要があるような場面というのもなかなかありませんし、落ち着いてトレードすれば成り行き注文など基本不要です。

 

また、損切に合うほど大きくポジションを取らなければ安全マージンも取れますから、ようはちゃんとやれということですね(笑)

 

ただ、FXの世界は事故が多いのも事実ですから、ある程度中、長期でポジションを持つ場合、絶対には防げないものだったりもします。

 

その時はあきらめましょう(;´∀`)

 

今日はここまでです。

 

ありがとうございました。

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